障害年金生活者支援給付金とは?所得が多くても受給できた申請体験談と手続きの流れ
「障害年金生活者支援給付金」という制度をご存じですか?
私はまったく知りませんでした。夫の障害年金申請のために年金事務所へ通う中で、担当の方にはじめて教えてもらった制度です。
障害年金に上乗せして支給される給付金で、65歳未満でも一定の要件を満たせば受け取ることができます。
ただ、夫は療養に入る直前までフルタイムで働いていたため、前年の所得がネックでした。担当者から説明を受けたときも「うちは対象外かな…」と半ば諦めていました。
それでも「対象外なら不支給の通知が届くだけ。申請はできますよ」という担当者の言葉を信じて申請してみたところ…
なんと、支給が決定しました。
「申請してよかった」と心の底からホッとした瞬間でした。
この記事では、障害年金生活者支援給付金の制度概要から申請手続きの流れ、同時申請をおすすめする理由まで、実体験をもとにすべて書き残します。
この記事でわかること
- 障害年金生活者支援給付金とはどんな制度か
- 所得制限の基準と「諦めなくていい」理由
- 年金事務所での申請手続きの流れ
- 障害年金と同時に申請すべき理由
障害年金生活者支援給付金とは
障害年金生活者支援給付金は、障害年金に上乗せして支給される公的な給付金制度です。
「年金=高齢者向け」と思い込んでいましたが、この制度は65歳未満でも対象になります。年金だけでは生活が苦しい障害年金受給者を支えるために設けられた制度です。

主な支給要件:
- 障害基礎年金または障害厚生年金を受給していること
- 前年の所得が一定額以下であること
- 日本国内に住所があること
所得制限の基準|諦めなくていい理由
所得制限の基準は以下の通りです。
前年の所得が「4,721,000円+扶養親族の数×38万円」以下であること
夫は療養に入る直前までフルタイムで働いていたため、前年の所得がこの基準をギリギリ超えているかもしれないと思っていました。
でも担当者からこう言われました。
「対象外なら不支給の通知が届きます。それでも申請はできますよ」
つまり、申請して損することはないのです。審査は書類をもとに行われ、対象外であれば不支給の通知が届くだけ。申請しなければ、受け取れるはずの給付金を見逃してしまいます。
「どうせ対象外」と諦める前に、まず申請してみることをおすすめします。
我が家の場合
担当者から「申請してみましょう」と背中を押してもらい、障害年金の申請と同時に給付金の申請も行いました。
結果が届くまで約6ヶ月。そして届いたのは「支給決定」の通知でした。
初回の振込では、5ヶ月分がまとめて振り込まれました。 以降は障害年金と同様に2ヶ月ごとの支給です。
この給付金が加わることで、療養中の夫を支える家計がずいぶん助けられています。
請求手続きの流れ
STEP1|年金事務所で申請書を記入・提出する
「年金生活者支援給付金請求書」を年金事務所で記入し、提出します。障害年金の申請と同じタイミングで行うとスムーズです。

記入する主な内容は以下の通りです。
- 氏名・生年月日・住所
- 年金番号
- 振込先口座情報
- 扶養親族の情報(所得判定に使用)
提出後、前年度の所得をもとに審査が行われます。
STEP2|日本年金機構から通知が届く

審査が完了すると、支給決定または不支給の通知が届きます。
夫の場合、結果が届いたのは申請から約6ヶ月後でした。「支給が決定したことをお知らせする通知」が届いたときは、家族みんなで喜びました。
支給が決定すると、初回は認定日にさかのぼった数ヶ月分がまとめて振り込まれます。以降は障害年金と同じ2ヶ月ごとの支給サイクルです。
障害年金と同時申請をおすすめする理由
障害年金を申請するときに、この給付金も必ず一緒に申請することをおすすめします。理由は3つです。
① 申請して損することがない 対象外であれば不支給の通知が届くだけ。費用もかかりません。
② 後から申請すると受給開始が遅れる 申請した月の翌月分から支給が始まります。障害年金の申請と同時に行わないと、その分受け取りが遅れてしまいます。
③ 所得が多くても対象になる可能性がある 我が家のように「前年所得が多くて無理かも」と思っていても、実際には支給が決定するケースがあります。
申請前に確認したいチェックリスト
✅ 障害年金(基礎・厚生)を受給中または申請予定であることを確認する
✅ 前年の所得と扶養親族数を把握しておく
✅ 年金事務所で「年金生活者支援給付金請求書」を入手する
✅ 障害年金の申請と同じタイミングで提出する
(年金事務所の担当者から案内がない場合も、
自分から「給付金の申請もしたい」と申し出てOKです)
✅ 所得が多くて対象外かもと思っても、まず申請してみる
(対象外なら不支給の通知が届くだけ。損することはありません)
✅ 審査結果が届くまで数ヶ月かかることを把握しておく
さいごに
「どうせ対象外だろう」と思って申請しなければ、受け取れるはずの給付金を見逃していました。
制度は「知っているか、知らないか」で大きく変わります。障害年金の申請をされる方は、ぜひこの給付金も忘れずに同時申請してください。
この体験が、今同じ状況で悩んでいる方の力になれれば嬉しいです。
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