夫の病気療養と退職をきっかけに、市役所に介護保険料の減免について相談に行きました🏢
手続きを進めた結果、想像以上の減額に…!
今回はその体験を、どなたかの参考になればと思いシェアします。
はじめに
急性心筋梗塞で倒れた夫は、入院中に要介護認定を受けました。
その後、療養に専念するため会社を退職することになり、経済面での不安も増えることに。
そんな時に思い出したのが「介護保険料の減免制度」。
「もしかしたら、何か使える制度があるかも…?」と市役所へ足を運ぶことにしました。
市役所に介護保険料の相談へ
夫は前年に収入があったため、介護保険料はわが家にとって決して軽い負担ではありませんでした。
保険料は通常、前年の所得をもとに計算されるため、退職して収入がなくなったからといってすぐに軽減されるわけではないそうです。
でも「退職や病気による所得減少があれば、減免対象になる可能性もある」とのことで、早速相談してみることにしました。
必要な書類を提出
相談の結果、夫のケースは減免対象になり得るとのこと!
当初はたくさんの書類が必要かと思いましたが、後日「この2点だけで大丈夫です」と案内されました。
- ①確定申告の写し(夫・妻)
- ②夫の退職日が確認できる資料
書類の提出には期限がありましたが、「間に合わなそうなときはご連絡くださいね」と親切に対応していただき、とても助かりました。
結果通知が届く
書類提出から1週間ほどで「減免が承認されました」との通知が届きました。
てっきり一部のみの減額かと思っていたところ、予想以上に幅広い期間が対象に含まれていてびっくり。
年間の保険料が大きく下がっていて、本当にありがたかったです。
日本の制度は、申請さえできればしっかり助けてくれるんだと実感しました。
還付金の請求手続きも
その後、支払い済みだった介護保険料の一部が還付されるという案内も届きました。
所定の書類に必要事項を記入して返送するだけの簡単な手続きで、支払い済み分の多くが戻ってきました。
(※ただし、通知を受け取ってから2年を過ぎると請求できなくなるそうなので要注意です)
自己負担4割になるケースも?!
相談の中で驚いたのが、保険料の未納があると介護サービスの自己負担が「4割」になることもあるという話。。。
私は「自己負担は3割が上限」と思っていたのでびっくり…!
きちんと納付しておくことの大切さを改めて感じました。
今回の経験で学んだこと
- 窓口に行くのは勇気もエネルギーもいるけど、行ってよかった!
- あらかじめ相談しておくと、提出書類も準備しやすい
- 申請は確定申告で前年所得が確定してから行える
夫は副業があったため、少しだけ手間はありましたが、事前に相談したことでスムーズに進めることができました。
さいごに
夫の退職後、経済的な不安を抱える中で受けた制度の支援。
減免申請をして、本当によかったと心から思います。
「手続きって難しそう…」「ちょっと気が引ける…」と思うこともあるかもしれません。
でも、大切な家族の療養を支えるためには制度の活用も大事な手段のひとつだと思います。
公的制度は「申請主義」。申請しなければ、困っていることに誰も気づいてはくれません。
少しでも気になることがあったら、まずは相談してみるのがおすすめです。
この記事が、どなたかの参考になれば幸いです。
※この記事は、以前クローズドなコミュニティ内で公開した内容を再編集したものです。