※市町村によって内容は異なるかもしれませんが、わが家が体験した実例です
ひとり親認定を受けて、児童扶養手当の受給証を取得したあと、使えるようになったありがたい制度のひとつが「放課後児童クラブ利用料減免制度」でした。
いわゆる「学童」のお月謝を、減免してもらえる制度です。
知ったのは11月。もう遅い…?
この制度を知ったのは、なんと11月。児童扶養手当受給者証を受け取った月です。
学童の申し込み時期からは、だいぶ遅れていて…。
市役所に確認すると「直接、学童へ相談してください」とのこと。
さっそく電話をしてみたところ……
「定員はいっぱい。キャンセル待ちも多数。3月までは難しいです」
「12月に新1年生の受付がありますが、それは来年度の新規児童のみ対象です」
とのご回答でした。
「せめて名簿に…」とお願いして訪問
厳しい状況のなか、「せめて名簿に名前だけでも書かせてもらえませんか?」とお願いして、
思い切って学童へ直接足を運びました。
きびしいと聞いてはいたのですが、3月頃に下の子(小学生)だけですが、
4月からの入所が決定しました。
上の子は定員の関係で入れませんでしたが、
手のかかる下の子だけでも預かっていただけることに…!
もう、本当にありがたくて…!
学童の先生方に心から感謝しています。
減免の申請は「児童扶養手当受給証」のコピー提出から
学童入所の申込時に、
「児童扶養手当受給証」のコピーを添えて減免制度の申請をしました。
その後、審査が通ると、すでに払ったお月謝から差額分が返金されました💡
学童はひとり親にとって大きな支え
働くひとり親にとって、放課後の居場所を提供してくれる学童は、
本当に大きな存在です。
上の子は残念ながら利用できませんでしたが、
下の子だけでも預かっていただけて、心がグッと軽くなりました。
最初は不安でしたが、制度を知って動いてみたことで、少しずつ気持ちに余裕が生まれました。ひとりでがんばりすぎずに、使える制度はどんどん頼っていいんだと思います。学童もそのひとつ。知っているだけで、助けられることはきっとあります。